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12月31日 お礼とご挨拶

ReRootsブログをご覧のみなさま

2022年も残りわずかです。
今年も、あっという間に1年が過ぎていきましたが、
たくさんの方にご支援や応援を頂き、ありがとうございました。

いつも、この時期に1年を振り返ると、本当に多くの方に支えられてReRootsの活動が成り立っているなぁと、しみじみ思います。

そして、そんな気分をダイレクトに、ぐっと感じさせてくれる
嬉しい贈り物を、今年も頂きました。

 


そうです。復旧支援の時代から、ずーっと年末になるとお贈り頂く鮭。
今年も、とっても立派な荒巻鮭をいただきました。利尻島の漁協から取り寄せて頂いたそうです。
包丁が小さく見えます。




きれいに捌いて、美味しく頂きます。
やっぱり、この寒い季節なので石狩鍋にすると、もう最高です。

ずっと変わらず、お贈り下さっていることには本当に頭が上がらない気持ちですが
毎年贈って下さっているのは、震災を忘れないため、 今ある生活が当たり前ではないと自らを戒めるため、そして、被災地の方々を思ってのことだと、伝えて頂きました。

若林区で活動するReRootsとしても、本当に忘れてはいけない部分です。
1年を振り返ると、良いことも上手くいかないこともありますが、
農家や住民の方が、被災から復興に挑まれてきた世界はとんでもなく、大きく、深いです。


今年も、ReRootsを応援して下さった皆さんに感謝しつつ
若林区の農家や住民の姿と意思に応えられるように、また1年頑張ります。


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10月28日 名取市増田小でわら細工づくり

いつもReRootsブログをご覧いただき、ありがとうございます。

収穫の秋だ、と思っていたら、もう朝晩が寒いですね。
あっという間に冬がやってくるんだろうなぁ。

さて、そんな収穫の秋っぽく、稲わらを使ってわら細工づくりです。
名取市の増田小に行ってきました。

増田小の五年生の児童が授業で田植えをして、稲刈り体験をしてとれた稲わらを使います。
ちなみに、「収穫までやったのだから、稲わらを活用するところまで児童に経験させたい!」との思いで先生は色んなところを回ってみたそうですが、なかなか見つからず
わらアートを見て、ReRootsに話を持ってきてくれました。

稲わら文化は本当に衰退してしまっているので
子どもたちにも、稲わらは生活の一部だったんだよと伝えながらわら細工づくりに入ります。



そこで登場するのが、ディスプレイ先生。
手元のiPadのミラーリング機能でつくり方を教えます。
昔の小学校のイメージしかないので、とっても斬新でしたが、児童たちは慣れっこの様子。



すると、何度も動画を見て試行錯誤したり、
上手くできた子が周りに教えたり、
ちょっと上手くできない子がメンバーに教えに来てもらったり。

先生としてもアウトプット型の授業を目指しているので
一見するとお昼休みの光景のようですが、これで良いんだそうです。
校長先生も「一方通行じゃダメだからね」と話されてたのが、印象的でした。

子どもたちも楽しそうです。


かたつむりの完成。
もう1回つくりたい!と二つ目に挑戦する子も。
児童がつくったわら細工は、校内の作品展で展示されるそうですよ。

名取市も農業が盛んな地域があるので
ぜひ、農家が頑張って米づくりをしていることや
農村文化にアンテナを張ってもらいたいです。

10月30日 六郷東部ふるさと交流祭に参加しました!!

2022年も残り2ヶ月!時の移ろいの速さを感じます。
こんにちは!12期のじゃがーです!
10月30日に東六郷・コミュニティセンターで六郷東部ふるさと交流祭が行われました。
六郷東部ふるさと交流祭は「地域のつながりを取り戻したい!」という思いを持った六郷東部地域の有志が集まり、2017年から始まったお祭りです。昨年、一昨年はコロナウイルスの影響もあり開催することができなかったのですが今年は3年ぶりに開催することができました!ReRootsは実行委員の方々と共に六郷東部ふるさと交流祭の開催に向けて一緒に準備を進めてきました。
ステージ発表では、六郷中学校吹奏楽部さんの演奏やナネアクラスさんのフラダンス、すばる会さんの大黒舞いなど六郷東部地域などで活躍する様々な団体の演奏やダンスの発表が行われ、一日を通して盛り上がっていました!
六郷中学校吹奏楽部さんの演奏

↑六郷中学校吹奏楽部の  ↑ナネアクラスさんの
   皆さん!        フラダンス

またステージの後方には3つの体験ブースが設けられました!
ReRootsはわら細工の体験ブースを担当し、カタツムリや馬のわら細工を来場された皆さんと一緒に作りました。来場されたお子さんから大人の方まで多くの方に楽しんでわら細工作りを体験して頂きました!! 



他の体験ブースでは押し花の絵ハガキ作りや昔遊びが体験でき、楽しい空間になっていました。
また屋外では、「仙台いも工房りるぽて」のスイートポテトの販売や井土生産組合の井土ネギ、
地域のお母さんたちの団体「かあちゃん’ず」の産直野菜の販売が行われ、ご来場された多くの方にお買い求め頂きました。


六郷東部ふるさと交流祭は今回3年ぶりの開催になりましたが、多くの方にお越し頂き、地域のつ ながりの良さを改めて感じるようなお祭りになりました。ReRootsは今後も地域の方々と協力しながら若林区沿岸部のコミュニティの活性化を目指していきます!
ご来場された皆様、ありがとうございました!!

10月9日 第二回おいもプロジェクトを開催しました!

朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。初めまして12期生のゆりゆりです!10月9日日曜日に第二回おいもプロジェクトを開催しました!  今回は30名以上の参加者さんにお集まりいただきました。参加していただいた皆様、誠にありがとうございました!!おいもプロジェクトとは、さつまいもの生育から収穫、加工したスイートポテトの販売体験を行い、農村の魅力を感じていただく企画です!○本日の内容・午前企画 子供たちはさつまいものつるを使って遊びました。輪っかを作って、けんけんぱをして遊びました。「もう一回やりたい!」ととても満足していただけて私達も嬉しいです!大人はつる刈り、マルチ剥がしを行い本格的な農作業を体験しました。今回は予定していた分を全て掘り終わることができました!



・昼食 秋の食材をたくさん使い、二木にお住まいの住民さんと学生が一緒に調理しました。今回は感染対策のため黙食でしたが、皆さん美味しそうに食べていました。特にいちじくのデザートが美味しかったという反応が多くとても嬉しいです!



・午後企画 草木染めを行いました。さつまいもの葉っぱ、玉ねぎの皮を使い、4色の中から参加者さんに選んでいただきました。模様をつけるために、それぞれ考えて工夫しながら行いました。きれいに模様がつきとても嬉しそうな様子でした!


12月は、第三回おいもプロジェクトを開催する予定です!第三回は販売体験を行います。今回参加していただいた方も、参加できなかった方もぜひご参加ください!詳細は後日追ってご連絡いたします。これからも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。皆様におかれましても実り多き秋となりますように、心から祈っています。

7月23日 ジュニアリーダー上級研修にいってきました。

今年は、梅雨があっという間に過ぎたと思えば
大雨が続いています。
大きな被害が起きないように、祈っています。

さて、昨日は泉ヶ岳のふれあい館へジュニアリーダーの研修にお話にいってきました。

上級研修ということで、ジュニアリーダーの中でもまとめ役になる高校生が対象でした。
ジュニアリーダーのリーダーですね。

社会参画がテーマだったので、ReRootsの紹介と若林区が抱える課題を報告して
自分がReRootsの一員ならどうする?というグループワークへ
ボランティアを通して、地域から社会につながる、というイメージです。



みんな真剣に考えてます。
考える力を養うことも、目的だったので
ジュニアリーダーのリーダーが議論を進めて考えます。

そのあと、ReRootsの大学生からも
ジュニアリーダーを卒業した先のイメージが膨らむように
ボランティア活動をとおして、学んだ点や将来にも繋がることを話しています。

きっと、ジュニアリーダーから巣立ったら、色んなフィールドで活躍する子たちなので
ヒントになってたらいいなぁ。
どんな学びが生まれたのか、たのしみです。

6月26日 まちづくりフェアに出展しました

  若林区もだんだんと夏らしくなってきました。みなさんいかがお過ごしでしょうか?10期生のじんじゃーといいます。今回は626日に参加したイベントについてご報告します!


今回、(一社)泉青年会議所さんからお誘いをいただき、仙台市泉区の七北田公園を会場として、第52回宮城ブロック大会 in 泉 イロドリミドリ~多様な価値の源泉となれ~「まちづくりフェア」に出展いたしました。


当日はまちづくりに関心のある市民の方々に来場していただき、それぞれの地域を盛り上げようと活動している多くの団体について知っていただきました。ReRootsでは今回、ポスター展示、りるぽて販売、わら細工体験の3ブースを設けて出展し、来場者の方々に若林区の現状を知っていただいたり、文化を体験したりしていただきました。


 




▲会場の様子




示ブースでは、若林区の被災前後の様子から、復興の過程、現在の地域おこしの取り組みについて知っていただけるように、ポスターや写真を展示しました。また、若林区家庭健康課にご協力いただき、六郷地域の住民さんの取り組み「かあちゃんず」の取り組みも紹介しました。会場が若林区から遠いということもあり、若林区の復興について初めてお知りになる方が多く、来場者は皆さん我々の話しに耳を傾けていただき、若林区についてどういう地域か理解していただきました。


 
▲展示ブースの様子





りるぽての販売ブースでも多くの方に商品を手に取っていただきました。皆さんおいもプロジェクトから発展した「りるぽて」のストーリーも興味を持って聞いてくださり、応援の声もいただきました。


 

▲りるぽて物販ブースの様子




わら細工体験のコーナーでは、来場者の方にかたつむりや馬のわら細工づくりを体験していただきました。ご家族連れが多くいっしゃいましたが、子どもたちは農村独特の稲わらを使った遊びに悪戦苦闘しながら楽しんでもらいました。


 
▲左:作っていただいたわら細工「馬」、右:わら細工体験ブースの様子


今回のイベントは若林区の現状や文化、地域おこしの取り組みを知っていただく貴重な機会になりました。また、まちづくりに取り組む他団体の方とも交流し、それぞれの地域での取り組みを知り学びあうこともできました。イベント当日は暑い中でしたが、非常に有意義なイベントでした。お誘いいただいた(一社)泉青年会議所さん、来場いただいた方、どうもありがとうございましたm(__)m


   

3月11日 震災から11年を迎えて

こんにちは、10期生のたくてぃです。
日頃よりたくさんのご支援・ご愛顧をいただき、心より御礼申し上げます。
今日で東日本大震災から11年を迎えました。
はじめに東日本大震災で犠牲になった方にお悔やみ申し上げます。
そして被災された全ての方が、心身ともに安息できる生活を取り戻されることをお祈りしております。
私自身ここ仙台で被災を経験した身として、「ReRootsで活動することこそが地元に対してできることだ」という信念を持って、約2年間震災復興・地域支援に携わってきましたが、毎年この日には様々な思いが複雑に交差します。
ReRootsでは、『復旧から復興へ、そして地域おこしへ』というコンセプトを掲げ、震災の約1ヶ月後から若林区沿岸部での活動を展開してきました。
昨年の4月からは、その3段階目にあたる地域おこし期として、農業・コミュニティ・ツーリズムの3つのテーマから、次の5年、10年先を見据えた活動を行っています。
コロナ禍の影響で制約がある中ではありましたが、様々な工夫をしながら、この地域おこし期1年目を終えることができました。
ReRootsのメンバーは、大学も生まれ育った環境も、もちろん震災の発生時にいた場所もバラバラです。
それでも、11年にわたって「若林区沿岸部の復旧・復興・地域おこし」という同じ目標に向けて歩み続けられているのは、団体の理念や活動に対しご理解・ご協力いただいている地域住民や、支援者の皆様による応援のお言葉や信頼があってこそのものであると強く思います。
11年前の今日、若林区沿岸部ではそれまでの人々の営みや、美しい農村の姿が見る影もなく破壊されました。
それでも地域内外のたくさんの方のご尽力で、かつての風景がよみがえり、さらにはかさ上げ道路や観光施設が建設されるなど、ハード面の整備はほぼ完了しました。
一方で平均年齢が67歳となっている農家の後継者不足や、防災集団移転および小学校の閉校による地域コミュニティの衰退といった、これまでとは性質の異なる地域課題が発生しています。
この11年間で激動ともいえる変化をしてきたこの地域ですが、復旧や復興はゴールではなく、まさしく「地域おこしへのスタートライン」であり、ここから先が本当に重要な局面であると認識しています。
今後も地域に対する変わらぬ思いを持ちながら、地域住民・農家の皆様の目線に立って活動を進めてまいります。
地域おこし期2年目を迎えるReRootsを何卒よろしくお願いいたします。





~ 皆様からの寄付を募集しています ~
ReRootsは学生主体の団体であり、日々の活動は皆さまからの温かいご支援・ご協力に支えられています。頂いた寄付金は、農家や地域住民との信頼関係の土台となるReRootsファームの運営、被災農家・若手農家の野菜販売、農村ツーリズム企画の運営、高齢者の生きがいづくりにつながる福祉政策の実施等、地域のニーズに合わせた諸活動に活用させていただきます。地域おこし活動を幅広く進めていくために、ご協力よろしくお願いいたします。
〈寄付サイトのご案内〉
* Yahoo!ネット募金 *
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5259001/
Tポイントで1ポイント単位の寄付ができます。
クレジットカードでは100円単位の寄付が可能です。


* Give One *

https://giveone.net/supporter/project_display.html?project_id=10536

クレジットカードとネット銀行で寄付ができ、
一度のお申込みで1円単位の寄付が可能です。

わらワークショップ

先週の土曜日にわらワークショップを行いました
若林区の七郷という地域でとれる稲わらを利用して輪通しという正月飾りを作りました!
輪通しの講師として地元の住民さんをお呼びして作り方を参加者さんに教えていただきました。
地域の伝統文化を共有することができてとても良かったです!
参加者さん、講師の住民さん本当にありがとうございました!!

10月9日 荒町ミニイベント販売を行いました!

風が冷たく感じられる頃になりました。
寒暖差に気をつけてお過ごしください。

こんにちは!そして初めまして、ReRoots11期のてらばぁです!

10月9日、荒町にてミニイベント販売を行いました!
今回のイベントでは、若林区の野菜だけでなく、「仙台いも工房りるぽて」のスイートポテトも販売しました!

マンションの住民さんだけでなく、近所の方や商店街の方にも来ていただき、いつも以上に賑わった販売となりました~。



いつも以上のお客さん、いつも以上の人数のメンバーで、いつも以上に楽しく賑やかな販売になりました!来てくださったみなさまありがとうございます。
私自身も、とても楽しい幸せな時間が過ごせました!

毎週土曜日13時~14時、シャンボール第2荒町で野菜の販売を行っているので、若林区の野菜を買いたい、食べてみたいという方は是非来てみてください!!
この販売の活動を通して、若林区沿岸部の魅力発信・地産地消の推進・若手農家さんの販路形成に繋げられるよう頑張っていきます。
応援よろしくお願いいたします!!

7月4日代表理事の交代と会長の就任について

いつもReRootsブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今日はみなさんにお知らせです。


629日に行った定時社員総会において、これまでReRootsの代表理事を務めていた広瀬剛史に代わって、副代表を務めていた二木洸行が代表理事に就任いたしました。
同時に、新たに設けた「会長」職に広瀬剛史が就任いたしました。


今年は、東日本大震災から10年の節目であり、復興から地域おこし段階に入る大事な節目でもあります。
そこで、ReRootsの役員も世代交代をして、新しい段階に入ることにいたしました。


若林区の復興が進んだのは、農家や住民の方々の本当に涙ぐましい努力と、
日本全国と言わず、世界中からたくさんの方々が応援して下さったことに尽きます。
この10年を振り返れば、ReRootsも周りの方々に支えられ、応援を頂いた記憶ばかり。
本当に、ありがとうございます。


忘れもしない3・11の光景と比較すると、若林区の農業とコミュニティは着実に再生していますが、農家の後継者不足と過疎化・高齢化の地域課題も、じわりじわりと忍び寄っています。
せっかくここまで復興してきた地域なので、20年、30年、さらにその先も続く農村に絶対していきたいです。
復興の10年から、これからは地域おこしの正念場です。


役員の交代も、ひと区切りではありますが
ReRoots自身もきちんと体制を整えて、地域おこしの取り組みを進めていくことになります。


これからも、農家や住民の立場に立つこと、そして協働で若林区の地域づくりに取り組んでいきますので
どうか、応援をよろしくお願いします。


一般社団法人ReRoots スタッフ一同

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