ReRootsは、東日本大震災による津波被災地の復旧から復興、更には地域おこしに向けて、仙台市若林区のボランティアハウスを拠点に活動する団体です。
ボランティアをしたいけど、何をしたらいいか分からないという方も歓迎です。お気軽にお問い合わせ・ご来場ください!
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※本記事には、津波被害を受けた直後の地域の写真が含まれています。閲覧の際にはご注意ください。
こんにちは。
まもなく東日本大震災の発生から10年を迎えます。
2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。
ReRootsの原点はその直後から行われた川内コミュニティセンター(仙台市青葉区)での避難所運営ボランティアにあります。
震災当日夜の川内コミュニティセンター
多くの人が停電の中、不安な一夜を過ごしました。
少しずつ避難所に身を寄せる人が減り、この場所でのニーズが減ってきたことから、学生たちは避難所運営の合間を活用し、沿岸部の津波被災地でのボランティアを始めました。
この当時、ボランティア活動へのアプローチは2つに大別することができ、
(1)仙台市のボランティアセンターに申請を行い、支援を必要とする人とマッチングした後に活動を行う方法
(2)民間のボランティア団体の下へ行き、決められた活動場所へ向かうという方法
がありました。
前者には物資や人材、資金などが潤沢にありましたが、実際に活動を行うまでに時間がかかることや縦割り行政の状態にありました。また、後者はフットワークが軽く、より細かい支援を行うことができた一方で、資金難であったり、活動が自分の気持ちを起点にしたものとなっていたりと、継続的な支援を行うことが不可能で、両者とも一長一短でした。
支援を求める人はたくさんいるのに、それに応えきれない現状…。
「これでは真に被災者に寄り添った支援ができない。」
当時のメンバーはこの現実をどうすれば打開できるか考えます
震災直後の若林区沿岸部は、復興とは程遠い状況にありました。
こうして震災から約1ヶ月後の4月18日。「相手の立場、目線に立って支援をする」、「相手の社会的地位と尊厳を確立できるような支援を目指す」、「地域の住民と結びつき、共に地域を作る協働の道を歩む」という3つの理念と、「復旧から復興へ、そして地域おこしへ」というコンセプトのもと、『震災復興・地域支援サークル』としてReRootsが誕生しました。
それから3ヶ月ほど市の中心部から通う形でボランティアを続けました。当時の活動の様子はまさしく『体育会系全力ボランティア』。この全力ぶりが功を奏し、活動を安定して続けてくための資金や資材、そして何よりも農家や住民からの信頼を集めることに成功しました。
そして迎えた7月16日。ついに『若林ボランティアハウス』という活動拠点の完成にこぎつけるのでした。
この場所でボランティアの受け入れを開始し、若林区沿岸部の復旧へ向けた活動が本格化していきます。
次回は3月1日(月)の投稿を予定しておりますので、ぜひご覧ください!
また発足の経緯はReRootsの公式サイトにも掲載しています。こちらもよろしくお願いします!
http://reroots.nomaki.jp/reroots_introduction_howto.html
~ 皆様からの寄付を募集しています ~
ReRootsは学生主体の団体であり、日々の活動は皆さまからの温かいご支援・ご協力に支えられています。頂いた寄付金は、農家や地域住民との信頼関係の土台となるReRootsファームの運営、被災農家・若手農家の野菜販売、農村ツーリズム企画の運営、高齢者の生きがいづくりにつながる福祉政策の実施等、地域のニーズに合わせた諸活動に活用させていただきます。地域おこし活動を幅広く進めていくために、ご協力よろしくお願いいたします。
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クレジットカードとネット銀行で寄付ができ、一度のお申込みで1円単位の寄付が可能です。
こんにちは
12月1日に開催された連坊小路小学校 社会学級の皆さんとしめ縄作りワークショップを行ってきました。当日はコロナ対策をしての開催になりました。七郷地域伝統文化であるしめ縄作りを住民さんである、皆川さん笠松さんを講師としてお招きして、楽しく作って頂きました!また、わら文化とはどのようなモノか、わらないとはどのようなものなのかと言った事をお伝えできたように感じます。メンバー自身も色々なお話を社会学級の皆さんから聞くことができとても勉強になりました。写真を撮る際に、マスクをつけた写真を撮りましたがこれも良い思い出になる日がくるといいな~と感じますね。来年はマスクをつけずに『密』なコミュニケーションをとれるワークショップになるように、コロナ収束を願っております。
連坊小路小学校社会学級の方々、皆川さん笠松さん今回はありがとうございました(_ _)
台風19号通過後からまだ日が浅い中、活動拠点である仙台市若林区も再び大雨に見舞われました。
大雨による被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。お疲れの中復旧に努められていることと存じますが、どうかご自愛ください。
写真は大雨翌日のReRootsファームの様子です。
畑には水が溜まり、表面が波打ってまるで池のようになっています。
ビニールハウスの中も水浸しになってしまいました。
ぬかるみが激しく水がひくまで、畑作業に入ることは難しい状態です。
その中でもチンゲン菜やカブなどの野菜は力強く育つ姿がありました。
畑は浸水してしまいましたが、メンバーにはけがもなく、大雨後も活動を継続することができております。
野菜たちのように力強く、復興・地域支援活動を行ってまいります。
今後とも温かいご支援をよろしくお願いいたします!
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