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2021年3月10日 思いは今もつながっている

2021年3月10日、とてもうれしいことがありました。

震災から10年を前にして、がれき撤去のころから、ずっとReRootsのボランティアとして参加してくださっていたベテランボランティアの方からとてもうれしい贈り物が届いたのです。

やはり、被災地において重要なのは活動中の携帯ラジオです。
震災直後に、農地のがれき撤去のボランティアの方々とは、いつもラジオの情報を重視していました。
常に携帯ラジオをもってのうちに赴き、がれき撤去をしながら、地震情報を早く聞き、いざとなったら逃げることを常にしていました。
何度か非難したこともあります。あのときは、気持ちもそぞろでした。

現在も、ときどき大きな地震が起きます。
ReRootsでも2月13日の震度6強の地震では避難を行いました。
備えと訓練は重要です。



さらに、心のこもったトースター
朝ごはんが楽しみです。
送られてきたメッセージにも、朝から元気になるように、今でも若林区のことや、ReRootsのことを思ってくださっていることが伝わってきました。
ありがたい限りです。

10年前に若林区の農地のがれき撤去にご協力してくださった皆様、忘れていません。
ボランティアのおかげで農地は回復し、今では立派な野菜が育っています。

ReRootsでは、新規就農者の育成、わらアート、りるぽてでのスイートポテト販売、コミュニティの行事再生などがれき撤去の後も若林区の復興に取り組んできました。

震災から10年、これから地域おこしの10年が始まります。

引き続き、若林区を見守ってください。

よろしくお願いいたします。

一般社団法人ReRoots 代表理事 広瀬剛史

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