若林区も朝晩が冷え込んできました。最近は白鳥がやってきて、田んぼに多くいる姿をよく目にします
こんにちは!9期生のたろうです。
突然ですが、皆さんは荒浜にある深沼海水浴場を訪れたことはあるでしょうか?
深沼海水浴場は、仙台市内で唯一の海水浴場であり、震災前は数多くの方が海水浴を楽しんでおりましたが、震災後は閉鎖され、いまだ海水浴の全面解禁に至っておりません。
しかし、海を見たり、砂浜で遊んだりと多くの方が訪れています。
また、地域資源の一つであり、荒浜に元々住んでいた方にとっても大切な場所となっています。
今回は、今はボランティアハウスのある笹屋敷地域に住み、震災前は荒浜に住んでいらっしゃった方から、「荒浜の海を見たいけど、防潮堤を登るためのスロープが砂で埋まっているから見ることができないんだよね。」という声を受けて、深沼海水浴場の防潮堤にあるスロープの砂を取り除く清掃活動を行いました。
実際に、声を受けた後に初めてスロープを見に行った際は、下の写真ように最大1m弱もの砂が堆積していました。
そこで、荒浜の再生のため活動している海辺の図書館の方々とも協力しながら作業し、2日間かけてスロープを清掃しました。
清掃後の様子は下の写真の通りです。
無事にスロープの砂を撤去し、スロープを安心に利用して防潮堤に登ることができるように整備されました。
この清掃によって、今回依頼を受けた住民の方も始め、多くの方に安心して海を見ていただけると思うと嬉しい限りです。
海辺の図書館の館長である庄子さんとお話していく中で、荒浜を居場所に思っていくれるような人が増えていけるようにしていきたいという強い思いを感じ、こうして活動していくことが地域の再生につながっていることを改めて感じます。
これからも地域の団体とも連携し、地域に根付いて活動して参ります。