12月16日
星槎国際高等学校の仙台学習センターで授業をしてきました。
昨日、終業式があったということで、今日から冬休みにもかかわらず、自主的に参加してきてくれた生徒たちです。
内容は農業とボランティアについてなので、
ReRootsの取り組みや若林区の課題などを話しました。
講義時間が1時間50分あるので、前半を講話、後半をワークショップにしました。
ワークショップはチーム作りとボランティアです。
質問①自分の長所と短所はなんですか?それぞれ付箋に書いて貼ってもらいます。
それぞれ、発表してもらいます。
やさしい、ワイルド、すぐスマホを触る、などなど。
質問②では、目の前にいる生徒に対してお互いに相手の長所短所はどうみえますか?
相手の長所短所を書くのはかなり勇気がいりますが、お互いが相手にどう見えているのかを知ることは、自分で自覚している長所短所が一致するのか、実は違うのか発見できます。
質問③自分の特徴を理解したうえで、今度は同じチームのなかにいろんな人がいます。どんな人が自分にとって得意な人で、どんな人は苦手な人ですか?
チームは必ずしも仲のいい人とは限りません。自分の合うタイプと合わないタイプがどういう人なのかを考えてもらいます。
面白い人、優しい人、仕事をしてくれる人はタイプがあうけど、
うるさい人、約束を先送りする人などは嫌だなどなど。
質問④では、苦手な人が一緒のチームにいます。あなたはその人に対してどう接しますか?
いろいろおもしろい答えが出ます。
スルーする。適当に流す。
我慢できなくなったら指摘する。相手の立場を問うなど。なかなか
質問⑤では、あなたがその行動をとった後のチームはどう変わりますか?
平和ではない ギクシャクする などなど
最後に、
では、あなたのチームでボランティアを受ける人はどんな気持ちでしょう?
ボランティアをするときは、相手の困りごとや悩み事について、その解決に向かえるように支援することになりますが、そのチームが内部でごちゃごちゃしていては、相手にとって必要な支援ができなくなってしまいます。
ボランティアされる相手の立場に立つことはもちろん、同じチームのメンバーのなかでも相手の立場に立ちながら、相互に相手を尊重しながら高め合っていくチーム作りが重要です。
自分のことを理解し、相手のことを尊重できるチーム作りを通じて、今の自分を変化させて、意識的に成長を促せるようになると、プロフェッショナルなチームになると思います。
さて、生徒たちはどう受け止めたでしょうか?
とても、不安です。