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収穫の秋だ、と思っていたら、もう朝晩が寒いですね。
あっという間に冬がやってくるんだろうなぁ。
さて、そんな収穫の秋っぽく、稲わらを使ってわら細工づくりです。
名取市の増田小に行ってきました。
増田小の五年生の児童が授業で田植えをして、稲刈り体験をしてとれた稲わらを使います。
ちなみに、「収穫までやったのだから、稲わらを活用するところまで児童に経験させたい!」との思いで先生は色んなところを回ってみたそうですが、なかなか見つからず
わらアートを見て、ReRootsに話を持ってきてくれました。
稲わら文化は本当に衰退してしまっているので
子どもたちにも、稲わらは生活の一部だったんだよと伝えながらわら細工づくりに入ります。
そこで登場するのが、ディスプレイ先生。
手元のiPadのミラーリング機能でつくり方を教えます。
昔の小学校のイメージしかないので、とっても斬新でしたが、児童たちは慣れっこの様子。
すると、何度も動画を見て試行錯誤したり、
上手くできた子が周りに教えたり、
ちょっと上手くできない子がメンバーに教えに来てもらったり。
先生としてもアウトプット型の授業を目指しているので
一見するとお昼休みの光景のようですが、これで良いんだそうです。
校長先生も「一方通行じゃダメだからね」と話されてたのが、印象的でした。
子どもたちも楽しそうです。
かたつむりの完成。
もう1回つくりたい!と二つ目に挑戦する子も。
児童がつくったわら細工は、校内の作品展で展示されるそうですよ。
名取市も農業が盛んな地域があるので
ぜひ、農家が頑張って米づくりをしていることや
農村文化にアンテナを張ってもらいたいです。